大気雰囲気中で、非接触、非破壊で物質のイオン化電位(Ip)、金属の仕事関数という物性値を測定することが出来ます。 基本原理はEinsteinの外部光電子効果で、物質に可視光のような低エネルギーフォトンから紫外線のような高エネルギーフォトンを照射すると、物質に依存するフォトンエネルギーのところから電子が外部に飛び出します。そのフォトンエネルギー位置から有機分子のイオン化ポテンシャルや金属の仕事関数を知ることができます。この装置は、大気雰囲気で飛び出した電子が酸素に捕獲された酸素イオンを計数することで、大気下で容易に測定出来るのが特徴です。 |
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<測定原理>
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有機分子のイオン化ポテンシャル | |||